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【関門海峡花火大会】2024の日程と見どころ、快適に楽しむコツを紹介

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日本の夏に欠かせない「花火」。

夏になると全国各地で開催され、その美しさに魅了される方も多いのではないでしょうか。

そんな数ある花火大会の中でも山口県下関市と北九州市を隔てる関門海峡で例年8月に開催される「関門海峡花火大会」は、その美しさと迫力で知られ、全国から多くの観光客が訪れます。

関門海峡の両岸から花火が競うように次々と打ち上げられる様子は圧巻です。

これまで何度も見ている花火ですが、本当に素晴らしい花火で毎回感動させられます。

今回は美しく夜空を彩る関門海峡花火の楽しみ方はもちろん、これまでの歴史や花火に込められた想いなど、花火大会をもっと楽しむための情報をご紹介します。

これを読めば関門海峡花火大会のことが全部わかる!



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関門海峡花火大会のはじまりと歴史

関門海峡花火大会

関門海峡花火大会は日本で唯一、海と県境を越えて福岡県北九州市門司区と山口県下関市が共同で開催する花火大会です。

ざっくり言うと…

  • 昭和63年(1988年)から始まった日本で唯一、海と県境を超えて共同で開催される花火大会
  • 打ち上げ数は西日本最大級の1万5,000発
  • 人出は例年120万人以上
  • 亡くなられた方への迎え火として、お盆で帰省された方たちへ「ふるさとは元気です」という思いを込めて花火が打ち上げられる

毎年8月13日に開催され、地元の人々はもちろん他県からも観客が集まり、その数は実に約120万人以上。

関門海峡の美しい夜景を舞台に、西日本では最大級となるおよそ1万5000発の花火が夏の夜空を彩ります。

関門海峡花火大会が始まるきっかけとなったのは昭和60年(1988年)。

もともとは亡き家族らを悼む思いを込めて、そして、お盆に帰省した方たちへのもてなしとして、下町のまちづくり団体「財団法人下関21世紀協会」によって始められました。

当初は、下関市で開催されていましたが、第4回となる昭和63年(1988年)には「みなと・鉄道100年記念事業協賛花火大会」という位置づけで、門司側でも開催。

以降、北九州市と合同で開催されるようになり、日本有数の花火大会へと成長。

今では地元の人々にとって無くてはならない夏の風物詩となっています。

注目ポイント

そして、この花火大会、全て実行員会の方が“ボランティアで作り上げる”という非常に珍しい花火大会となっております。

下関・門司と合わせて1万5,000発が打ち上がる大規模な大会ですが、これを行政や企業等ではなく民間ボランティアの方たちが企画・資金集め・運営まで全てを行っています。

沢山の皆さんの協力があってこそ成り立っていますので、ぜひその辺りも注目して花火を楽しんでみてほしいと思います。



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日程・会場詳細

基本情報

  • 開催期間:例年8月13日
  • 開催時間:19時50分〜20時40分
  • ※雨天決行(荒天(台風など)中止)順延なし
  • 開催場所:関門海峡沿岸一帯、山口県下関市あるかぽーと周辺
  • 過去の来場者数:120万人(門司側75万人、下関側45万人)
  • 打ち上げ数:1万5,000発
  • 駐車場:なし
  • 交通アクセス:JR「下関駅」から徒歩20分(下関会場)、JR「門司港駅」から徒歩5分(門司会場)
  • お問い合わせ先:093-331-8781(関門海峡花火大会実行委員会・門司)、083-223-2001(下関:一般財団法人下関21世紀協会)
  • 公式サイト:門司会場公式HP下関会場公式HP(下関21世紀協会)
  • Twitter:関門海峡花火大会門司

打ち上げ会場の天候

関門海峡花火大会の魅力と見どころ

この花火大会、何が凄いのかというと、下関側と門司側、2箇所から打ち上がる花火を同時に楽しめる、このスケール感はなかなか他の花火大会では観られないんじゃないかなと思います。

打ち上がる花火は門司側と下関側でそれぞれ7,500発ずつ。

演目にもそれぞれの特徴があります。

門司側では「尺玉連発」や音楽に合わせて花火が上がる「音楽花火」などが見どころ。

下関側では開花直径450mにもなる「一尺五寸玉」、海上に浮かぶ「水中花火」、不死鳥のように咲き誇る「フェニックス」など迫力満点の花火を観賞することができます。

また、2つの市から打ち上げられる花火が、海面に反射して美しい光景を見せてくれます。

花火の美しさだけでなく、海と花火のコラボレーションが楽しめる点も魅力です。



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祭りの醍醐味、屋台も多数出店

さらに、関門海峡花火大会のもう一つの魅力は会場周辺でのイベントです。

会場の周辺では新鮮な海産物やグルメが楽しめる屋台が多数出店されるため、花火大会の前から多くの人で賑わいます。

◇下関側の屋台

  • あるかぽーと会場周辺
  • 海峡ゆめ広場
  • 唐戸市場前会場

◇門司側の屋台

  • 門司港レトロから関門海峡ミュージアム周辺

※屋台は有料エリアでの提供となります。

屋台は唐戸市場周辺や門司港レトロ地区周辺に設置され、下関側と門司側、どちらの会場でも夏祭りの雰囲気をたっぷりと感じられます。

有料席・チケット情報

無料エリアは封鎖され、全て有料席での開催で、観覧エリアに入場する際にもチケットが必要です。

関門海峡花火大会の有料席の一例

  • 協賛イス席
  • 特別協賛席Ⅰ
  • 特別協賛席Ⅱ
  • 環境整備協賛席

門司側では有料観覧エリアの入場と自由観覧ができる「環境整備協賛席」をはじめ、椅子に座って観覧できる「協賛イス席」、1,8m四方座席(畳2畳分)に5名まで座ることができる「特別協賛席」などが準備されています。

下関側では会場ごとに有料エリアが用意されており、椅子席はありません。

また、開場前の場所取りは禁止されており当日は入場先着順となります。

前売りチケットは指定の売り場、インターネットの先行販売の2種類があります。

席の種類や料金は年によって異なるため、詳しい情報は公式サイトでご確認ください。

※各エリアのチケットは定員に達し次第、販売終了となります。

問い合わせてみると6月中旬の時点ではまだ空きがある状況でした。7月になるとチケットを購入する人も増えだし、残りチケット数も少なくなってくるようです。

船上から花火を観賞できるツアーも人気!

また、関門海峡花火大会では、船上から花火を間近で観賞できるツアーも多数用意されています。

海上からの眺めは格別で、迫力ある花火を間近で見ることができます。

数に限りがありますが、夕食付きでそのままホテルに宿泊できるプラン等もあり、会場の混雑を避けて過ごすことができるため、花火大会をゆったりと観賞できると人気です。

大迫力の花火を船上の特等席から見たい方は、どんなツアーやプランがあるかぜひチェックしてみてください。

関門海峡花火大会の定番や穴場の観賞スポット

関門の花火は海上の台船から打ち上げられるため、会場以外に様々な場所や建物から花火を観賞することができます。

そのため、無料で見ることのできるスポットもたくさんあります。

定番や穴場の観賞スポット

  • ノーフォーク広場
  • 和布刈公園(めかり公園)
  • 和布刈第二展望台
  • 風師(かざし)山
  • 火の山公園
  • 巌流島
  • 巌流島の展望地「 弟子待大師堂」
  • 海響館(かいきょうかん)
  • 海峡ゆめタワー

門司側では「ノーフォーク広場」や関門橋の真下にある「和布刈(めかり)公園」は門司と下関側の両方の花火を楽しめるスポット。

和布刈公園から見上げる関門海峡花火大会和布刈公園から見上げる関門海峡花火大会

もっと綺麗に花火を見たいという方は、門司港から車で10分程の距離にある「風師(かざし)山」の展望台から見るのも絶景です。

下関側では「火の山公園」の展望台は絶景スポットとして知られています。

また、下関の水族館「海響館」では花火大会の日は夜間も営業されており、クーラーの効いた涼しい場所から花火を楽しむこともできます。

場所によって車での移動が必要だったり、早い時間からの場所取りも必要になりますが、ここだけでしか撮れない特別感溢れる写真を収めることができます。

 
 
 
 
 
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穴場スポットはこちらの記事で詳しく紹介していますのであわせてご覧ください。

関門海峡花火大会の穴場スポット
関門海峡花火大会のおすすめ観賞スポットは?定番から穴場までこっそり紹介関門海峡を挟んで約15,000発の花火が打ち上がる関門海峡花火大会。実は下関や門司港地区の関門海峡が望める場所ならどこからでもよく見えるため、広い範囲にビュースポットが存在します。今回は関門海峡の周辺で花火が見える穴場スポットを厳選してご紹介します。花火大会を見に行く計画を立てられている方はぜひお役立てください。...

花火大会を楽しめるおすすめのホテル3選

日本でも有数の花火大会である関門の花火は、当日混雑は避けられません。

そして、場所取りなどをする労力が必要だったり、会場付近のトイレはどこも長蛇の列、なんて問題も出てきます。

なるべく混雑は避けて花火を楽しみたい

小さい子どもがいるからお手洗いも心配

そんな場合はホテルを予約してゆっくり見るのもおすすめ。

会場周辺のホテルに泊まれば移動も楽々。

客室によっては部屋から花火を楽しむこともできます。

ということで、混雑や密を避けてゆっくりと過ごしたい方向けに花火大会を楽しめるおすすめのホテルを3つご紹介します。

①プレミアホテル門司港

JR門司港駅から歩いてすぐの場所にある「プレミアホテル門司港」は門司港の主要観光地にも便利な立地が魅力のホテルです。

関門海峡が一望できるロケーションもここ門司港ならでは。部屋も広いため、快適な時間を過ごせます。

宿泊予約は公式HP限定で花火大会実施の約1ヶ月前に開始され、大会当日は2階テラスの特別観覧席で花火を楽しむことができます。

駐車台数:65台

花火大会の日は完全予約制で80台限定(駐車料金 / 1台3,000円)

アクセス:門司港駅から徒歩2分

住所:〒801-0852 福岡県北九州市門司区港町9-11

TEL:093-321-1111

②ホテルルートイン門司港

花火大会観覧席から徒歩圏内のホテルです。

シンプルなビジネスホテルで、料金も非常にリーズナブル。

最上階には関門海峡も一望できる展望大浴場もあり、絶景を眺めながらお風呂も楽しめます。

門司港レトロ観光にも便利でおすすめです。

駐車台数:77台 / 入庫制限(車高2.1m、重量2000kg)

※関門花火大会の日は有料(駐車料金 / 1台3,000円)

送迎シャトルバス:現在シャトルバス運休中

アクセス:門司港駅から徒歩14分

住所:〒801-0841 福岡県北九州市門司区西海岸2丁目11-2

TEL:093-322-1111

③下関グランドホテル

徒歩圏内に下関の台所である唐戸市場やカモンワーフもあり、下関や門司の観光拠点にも最適な立地のホテルです。

海側の客室からは関門海峡が一望できます。

駐車台数:31台

アクセス:JR山陽本線下関駅より車で約5分、下関ICより車で15分/門司港より関門連絡船で約5分

住所:〒750-0006 山口県下関市南部町31-2

TEL:083-231-5000

関門海峡花火大会当日の宿泊予約は1月9日正午から“電話のみ”の受付です。

交通規制について

8月13日の関門海峡花火大会の開催に伴い、その近辺には交通規制が実施されます。(交通規制(17時〜0時迄)

交通規制の区域関しては画像をご覧ください。

花火大会の開催状況をはじめ、周辺の混雑状況、交通規制など最新情報の収集は花火大会実行委員会のSNSをフォローしておくと便利です。

花火大会を快適に楽しむためのコツ

より花火大会を満喫したいのなら事前準備が欠かせません。

そこで、混雑を避けるための対策や野外のイベントなどで持っていたら便利なグッズなど、花火大会をより快適に楽しむコツをご紹介します。

①時間に余裕を持って行動しよう

門司港の風景

関門の花火は全国有数の花火大会で当日、駅や会場周辺は大変込み合います。

夕方以降は会場へ向かう人が徐々に増え始め、駅に到着しても、そこから会場へ辿り着くまで普段の倍以上の時間がかかります。

花火大会に間に合う目安の時間は?

遅くても18時30分までには会場入りしておきましょう。(門司港駅への到着は18時が目安)

以前、花火大会の運営事務局に問い合わせてみたところ、当日の混雑についての話の中では

19時頃に門司港駅に到着したものの、会場まで辿り着けず、観覧エリアへ入ることすらできなかった

なんて方も過去にいたそうです。

打ち上げ開始は19時50分なので、50分以上駅からほとんど動けず、という状況を考えるともの凄い混雑だったことが想像できます。

「せっかく有料席を購入したのに、人が混みすぎて時間に間に合わなかった…」なんて事にならないためにも、常に早め早めの行動を心がけ、時間に余裕を持った行動をとりましょう。

②花火大会で“あると嬉しい”便利グッズ

花火大会で“あると便利”な持ち物

  • ウェットティッシュ
  • 絆創膏
  • 雨具(レインコート)
  • 小銭ケース
  • マイボトル
  • 手提げ付き袋・ビニール袋
  • 制汗シート
  • 扇子・うちわ・ハンディーファン
  • ネッククーラー
  • 自撮り棒
  • スマホショルダー
  • モバイルバッテリー
  • 懐中電灯

花火大会が始まった時には晴れていたものの突然天候が悪くなり大雨に、なんてことも当日は十分起こり得ます。

出かける際は当日の天候もチェックしつつ、もし雨が降っても大丈夫なように雨具の準備をしておきましょう。

また、夏祭りや花火などのイベントは長時間の屋外で過ごすことになるため、水分補給など体調の管理も大切。

暑い夏の時期を快適に過ごすにはヘッドフォンのように首から掛ける「首掛け扇風機(ネックファン)」なども持っていると便利です。

スイッチの入れると瞬時に首元を涼しく快適にしてくれます。

メリットは両手を空けたまま涼しい風を受けられること。

キャンプやランニング、アウトドア、外での作業、通勤時の暑さ対策など様々な場面で大活躍します。

そして、花火大会のような大規模なイベントでスマートフォンのバッテリーが切れてしまうと連絡が取れず、大変困ることになります。

バッテリーの持ちが悪い場合、モバイルバッテリーなどを用意しておくと安心です。

③JR等の公共の交通機関を利用しよう

門司港駅の改札口

会場周辺には花火大会のための駐車場はありません。

毎年お盆の時期に行われているため、大勢の人が花火大会に来ています。

車で行くと渋滞にはまってしまうため、公共の交通機関を利用することをおすすめします。

JRでは大会開催に合わせ、門司港駅~小倉駅間を中心に臨時列車を多数運行します。

JR門司港駅の時刻表はこちらをご覧ください。

その他では、以下のような準備もしておくといいでしょう。

  • 開催状況や交通規制などの情報収集
  • パンフレットや周辺の地図を用意しておく
  • もしはぐれた時のために集合場所を決めておく
  • 帰りの切符は先に買っておく
  • 脱水症状にならない程度に水分は控えめにする(トイレ対策のため)

花火大会を満喫するためにも、当日の動きを想定することは大切です。

開催状況をはじめ、交通規制については事前に情報収集しておきましょう。

そして、大会当日、会場へ到着したらはぐれてしまった時のための集合場所を決めておきましょう。

会場周辺では携帯電話が混雑により繋がりにくい場合もあります。

ネット回線が使えない場合に備えて、事前に会場の地図が掲載されたパンフレットや周辺の地図を印刷しておくと安心です。

花火大会の様子はLIVE配信でも楽しめる!

オフィシャルサイトでは花火大会の様子がLIVE配信されます。

見に行けない方もご自宅から迫力ある映像を楽しむことができます。

過去のアーカイブ映像はこちら。

2022年は時間は短縮され30分間なのに打ち上がる数は同じという豪華さ。

最初から最後までクライマックスのような迫力ある花火が打ち上がりました。

夏の風物詩「関門海峡花火大会」を楽しみ尽くそう!

夏の風物詩として、毎年多くの人々が訪れる「関門海峡花火大会」。

最初から最後までフィナーレがずっと続くような迫力ある花火が楽しめますので、一度見たら忘れられない経験になること間違いなしです。

「豪華な花火で夏を満喫したい」という方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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