免許証の写真写りが悪い。
新しく出来上がった免許証を見て、ガッカリした経験がある方も多いかと思います。
私もこれまで撮った免許証の写真は、残念なことになりがちでした。
当日に撮影すると、心構えする時間もなくすぐに撮られるので、なかなか満足のいく仕上がりにはならないんですよね。それに、急かされる感じもしてなんかイヤ。
免許証は長くて5年使うことになるので、どうせなら写真写りがいいものにしたい!
ということで、今年が免許更新の時期だったので、今回は持参した写真を使って免許の更新をしてみました。
あまり知られていませんが、実は運転免許証は持ち込み写真も使えるんですよ。
試してみるのは初めてでしたが、やってみてよかったです。
記事では、持参した写真を使う条件や注意点を詳しくまとめてみたので、免許更新の時期が近い方、これまで写真の仕上がりに満足いかなかった方は是非参考にしていただければと思います。
手続きの流れは少し変わりますが、意外と簡単にできますよ!
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目次
持ち込み写真の使用条件
まずは、持ち込み写真の使用条件から順に説明していきます。
持ち込み写真はどんなものでも使えるわけではなく、いくつか条件があります。
持ち込み写真として適正なもの
基本的にはこれらの条件が一般的です。
免許用写真の基準や画質について
運転免許証の写真のサイズの基準は縦3.0㎝×横2.4㎝、縁無し。
求められる画質等は
- 鮮明であるもの
- 明るすぎる、暗すぎない
- 写真用紙で印刷したもの
など。
画像がぼやけて申請者本人と確認できないもの、時間の経過によって画質が変質、変色等しているものは受け付けてくれない場合もあります。
写真のサイズは、証明写真機で最初に免許証用のサイズが選べるので、特に困ることはないかと思いますが、気をつけておきたいのが余白や背景です。
持ち込み写真の使用条件は、都道府県によって異なる場合があります。
例えば、写真の余白は
- 頭頂部から上辺部に2~3mmの余白があること
- 4mm程度の余白
- 余白は少し空ける
など、都道府県別にみていくと若干の違いがありました。
また、背景も「黒や赤等の極端な原色背景は除く」と、詳しく説明があるところもあれば、簡単な説明だけのところも。
余白や背景に限ったことではありませんが、持ち込み写真の使用条件を都道府県別にみていくと、ざっくりとした説明しかない、もしくは書いていない場合もあれば、細かく条件が設定されていたり、と統一されていません。
「説明に書いてなかったから大丈夫」と思っても、当日受け付けてくれなかった。
なんてことも考えられますので、撮影前には持ち込み写真の使用条件等はよく確認しておく必要があります。
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不適正な写真の例
県警ホームページに「適正な写真の例」「不適正な写真の例」が紹介されていたので、一部、不適正な写真の例をまとめてみました。
スナップ写真や背景と同化、マスク、サングラス、マフラーなどで顔の一部が隠れている、カラコンなどは適正な写真と認められません。
その他、こういった写真も使えません。
- 前髪で顔が隠れている
- 影がある
- 顔を傾けている
- 目を閉じている、細めている
- 手が写っている
- バッグのヒモが一緒に写りこんでいる
詳しくは警察の運転免許更新手続きページにも「適正写真」「不適正な写真」の例が紹介されているので、一度ご確認ください。
持参写真による運転免許証の作成写真及び、運転経歴証明書の写真のご案内 – 警察庁
まぁ、どれも一目見てダメだとわかる写真ばかりなので、すぐに分かると思います。
普通に撮っていれば問題ないでしょうが、きわどい写真は当日使用できない場合があるので、確実に使える写真を持っていきましょう。
背景に使える色
免許証写真は「無背景かつ単一色であること」
色は基本的には薄い>「青色、灰色、茶色」が望ましいです。
また、都道府県別にみていくと、「カラー、白黒のいずれかでも良い」という説明もあり、場合によっては白黒でも特に問題ないようです。
白黒も使える説明があったもの→秋田、埼玉、富山、山梨、香川、佐賀など。
→使用できる、できない場合がある
細かくみていくと都道府県によって説明が異なります。
例えば、鳥取では白の背景は使用できない写真の例として紹介されていました。
おそらく他の県でしょうが、問い合わせてみて「白でも問題ない」という回答を頂いた方もいたので、使える場合もあるのかもしれません。
どうしても白を使いたい方は直接問い合わせた方が確実ですが、使用できない例として紹介されている以上、迷うなら避けた方がいいでしょう。
背景に使えない色
背景に使えない色はこちら
「黒や赤などの極端な原色」「単色ではない」「グラデーション」など背景色がきつすぎて、人物を特定しづらいものは使えません。
その他、薄い緑や黄色もNG。
実際にいろんな色の背景で撮影して、持ち込んでみた方もいましたが、「薄い緑、黄色、グラデーション」などは駄目だったようです。
こだわりたい方は色んな背景で撮った写真を持っていく、という方法もありますが、担当者の方がすぐに判断できない場合もありますし、使えなかったら勿体ないです。
スムーズに手続きを行うためにも、極端な原色等は避けた方がいいでしょう。
以上が持ち込み写真の使用条件です。
写真の規格については、各試験場に問い合わせるか、県警ホームページにも詳しく紹介されているので一度確認しておきましょう。
全国の運転免許証の更新申請案内ページ | |
---|---|
北海道 | 北海道 |
東北地方 | 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 |
関東地方 | 東京 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 神奈川 |
中部地方 | 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 |
近畿地方 | 京都 大阪 三重 滋賀 兵庫 奈良 和歌山 |
中国地方 | 鳥取 島根 岡山 広島 山口 |
四国地方 | 徳島 香川 愛媛 高知 |
九州地方 | 福岡 佐賀 長崎 大分 熊本 宮崎 鹿児島 沖縄 |
あ、それと調べていくうちに知ったんですが、最近では運転免許証写真の背景は青以外にも、ピンク色の背景を使うことができるそうですよ。
ピンク色の背景で免許更新できる
2018年2月8日、日産自動車株式会社は日産マーチの人気カラー「ナデシコピンク」を元に開発された証明写真システム「ナデシコピンク ID PHOTO」の全国展開が決定したことを発表した。
2018年2月20日より全国3,500機の「Ki-Re-i」でナデシコピンクの証明写真の撮影が可能。
公式サイトはこちら
300人を対象に日産自動車が実施したアンケートによると、「人に見せたくないと思っている写真」の第1位が証明写真という結果に。
免許証の写真の仕上がりに不満を感じている方が多いことから、ピンク色の背景で撮れる「ナデシコピンクID-PHOTO」が開発されたそうです。
撮ってみた方の声をみると「色も濃すぎず、薄すぎずのピンクでいい!」「カワイイ」「気分が変わる」と特に女性の方に好評でした。
実際にKi-Re-iのエクセレントモードで撮ってみると、背景選択時にナデシコピンクありました。(2018年10月の時点)
ピンク色が搭載されていないKi-Re-iにも入ってみましたが、背景はピンクのグラデーションしか選べなかったので、免許証の写真として使うのは難しそうです。
ナデシコピンクの証明写真は全国3,500機の「Ki-Re-i」で撮影できます。
目印はこちらのステッカー。
設置場所を検索はこちら
ピンク色の背景を使う時の注意点
東京都など、自治体、管轄警察署によっては特殊色背景写真での作成を許可していない場合があるので注意が必要。背景と服、髪の色が同じ場合はNG。
調べてみると、ほとんどの県でピンク色はOKということでしたが、撮影前には問題ないか、確認しておくとより安心です。
今後も続くサービスなのかまだわかりませんが、今年になってピンク色の背景も使えるようになっています。
かわいく撮りたい方、人に見せたくなるような免許証が欲しい方は、今回はピンクを試してみるのもいいんじゃないでしょうか。
ピンクの背景って珍しいですし、見るたびに新鮮な気持ちになれそう。
続いて、更新手続きができる場所について。
持ち込み写真を使って更新できる場所
免許の更新手続きは、運転免許センター(運転免許試験場)、指定警察署などで行います。
持ち込み写真で手続きする場合、自動車運転免許試験場のみのところもあれば、警察署でも手続きできたりと都道府県によって異なるので、まずは事前に問い合わせましょう。
私の場合、持参した写真が使えるのは試験場のみでした。
ちなみに東京だと、各運転免許試験場(府中、鮫洲、江東)のみ。
大阪では「門真運転免許試験場」「光明池運転免許試験場」と警察署でも行っているようです。
持ち込み写真を用意する
写真の撮影は
- スタジオや写真館
- 証明写真機
- スマホの証明写真用アプリを使う
などの方法があります。
最近ではスマホの証明写真用アプリを使って撮ることもできるようで、便利な時代になりましたね。
アプリを使って撮れば、写真代もかなり抑えられるようです。
免許証写真は、スタジオや写真館で撮影すれば、一番満足のいく出来に仕上がるのでベストでしょうが、正直値段も高い…。
証明写真アプリも一度試してみたいけど、もっと手軽に済ませたい。
ということで、今回は証明写真機を使って撮影してみました。
「Ki-Re-i」を使ってみた
私が使ってみたのはこちら↓
証明写真機「ki-Re-i」です。
「綺麗に撮れた」と評判も良かったのでこれにしました。
メニューは「エクセレント・モード(1,000円)」「肌美+premium(900円)」「男前+premium(900円)」「レギュラータイプ(800円)」の4種類。
今回は、せっかくなのでエクセレントモードで撮ってみましたが、かなりいい仕上がりになったんじゃないかなと思います。
性別問わず使えますし、どれにしようか迷った時にエクセレント・モードはおすすめですよ。
Ki-Re-iで撮影した時の様子は後日、別記事で紹介したいと思います。
これで写真の用意もできたので、いざ免許更新へ。
持参した写真を使って免許更新をしてみました
当日必ず必要なものは、運転免許証、運転免許証更新のお知らせ、更新手数料など。
氏名、住所変更がある場合はその他、住民票やマイナンバーカード、健康保険証、公的機関や電気、ガス会社等が発行した書類のいずれかを提示する必要もあります。
試験場は午前と午後で分かれていて、受付は20分前から開始されているとのことでした。
- 受付
- 記載コーナーで申請書の記入
- 証紙販売コーナーで更新手数料の支払い
- 適性検査
- 免許登録と持ち込み写真の確認
- 講習の手続き
- 講習を受ける
- 運転免許証の受け取り
私の場合、①〜③までは、持ち込み写真でも流れは一緒でした。
④のタイミングで持ち込み写真を使うことを伝えて、⑤の免許登録の時に普通とは別の場所を案内されるなど、この辺で少し流れが変わってきました。
流れを早く知りたい方は①〜③はさらっと読み流してください。
①受付
あらかじめ持ち込み写真を使った流れは調べていましたが、不安だったので、受付で先に持ち込み写真を使うことを伝えてみることに。
どうやら伝えるタイミングは書類を提出する時でいいとのことでした。
受付で現在の免許証を渡すと、運転免許証更新申請書(免許証のコピーが載った青い紙)と質問票が渡されたので、記載コーナーへ移動して記入していきます。
②記載コーナーで申請書の記入
運転免許証更新申請書に記入するのは、名前や住所、暗証番号など。
暗証番号って何?と思い、聞いてみたんですが、どうやら免許証の情報が記録されているICチップにロックをかけるためのものみたい。
日常的に暗証番号が必要な場面もほとんどないとのこと。
番号を忘れた時も、試験場や警察署に行くと分かるので、さほど心配するものではないようです。
ってことで、さらっと記入しておわり。
続いて、質問表には質問が5つ程あるので「はい」「いいえ」のどちらかにチェックしていきます。
質問は「運転中に意識を失ったことがあるか」「医師から運転を控えるように言われたことがある」などの内容です。
該当するものはなかったので、全て「いいえ」にチェックをつけていきました。
③証紙販売コーナーで支払い
記入し終えたら、証紙販売コーナーへ。
更新手数料と講習手数料を支払います。手数料は一般運転者、違反運転者かどうか、都道府県によっても変わってきます。
優良運転者ということで、今回は更新手数料2,500円+講習手数料500円で合計3,000円でした。
④適性検査
支払いを済ませて、視力検査がある適性検査の列に並びます。
適性検査で必要だったのは、申請書、免許証、質問票、メガネなど。
コンタクトをつけている場合は検査の前に伝えておきます。
ここで持ち込み写真を使うことを伝えると、写真持込の文字がついたファイルを渡されました。
⑤免許登録と持ち込み写真の確認
続いて、免許登録の列へ。
持ち込み写真を見せると、通常とは別の場所へ案内されました。
写真の確認をしてもらった結果
・
・
・
・
・・・特に問題なし!
あっさり手続きしてくれました。良かった。
ここで「使えません」って言われたら、当日撮影ですからね。
気になることもあったので、ついでに色々聞いてみました。
後日、他県の条件も確認してみると、免許証の条件に「眼鏡等」となっている方の場合、眼鏡をかけていない写真でも結構です(埼玉県)とありました。
眼鏡に関しては厳密には決まっていないのか、どちらも問題はないようです。
⑥講習の手続きと写真撮影
確認後は持ち込み写真を書類に貼ってもらい、講習手続きの列へ進んでいきます。
順番が近づくと講習手続きとあわせて写真撮影が行われていました。
流れ作業のように次々と撮られています。
は、早い。ほんと数秒ですね。
ここでは「持ち込み写真です」と伝えるだけで大丈夫でした。あとは講習のみ。
⑦講習を受ける
講習は優良、一般講習、違反者講習、初回講習などに分けられていて、講習時間もそれぞれ変わってきます。
今回は優良講習で講習時間は30分でした。
短くて良かった。
⑧運転免許証の受け取り
講習が終わってすぐ免許証の受け取りへ。
無事、持ち込み写真を使ってその日のうちに新しい運転免許証ができました!
新しい免許証を受け取る時には、「昔の免許証もお願いします」と伝えると、穴を開けて昔の免許証も一緒に渡してくれますよ。
記念に持っておきたい方は免許証を受け取る際に伝えてみてください。
持ち込み写真を使ってみて
手続きの流れは多少変わってきますが、スムーズに手続き出来ました。かかった時間は1時間半位ですかね。
普通に手続きをしている方と比べても時間はそこまで変わらなかったです。
ただ、いくつか注意しておきたいこともあったので紹介させてください。
画質は少し下がる
持ち込んだ写真のままの画質とはいかなかったです。
「複写撮影して免許証を作成するため、持参した写真よりも画質が下がる」とあらかじめ説明がありましたが、仕上がりにも多少影響が出ます。
それでも十分満足でしたが、出来上がった免許証の写真は、ある程度画質が下がることは頭に入れておくといいかもしれません。
持ち込み写真を使うことを伝える
持ち込み写真の場合、手続きの流れが変わってくるので、試験場に着いたら、「持ち込み写真を使いたいです」と伝えておくといいです。
申請後は受け付けてくれない場合もある、と説明が書かれているところもあったので、当日持ち込み写真について伝えることはお忘れなく。
はじめに伝えておけばその後の流れも詳しく教えてくれますし、安心できますよ。
写真の条件を確認する
条件を満たさない写真は受け付けてくれないことがあります。
記事前半でも詳しく紹介していますが、持ち込み写真を使う時はどういう条件があるのかよく確認しておきましょう。
ただ、調べてみても「これってどうなの?」と気になることは出てきます。
曖昧な部分は直接聞いてみるしかないですが、1つ1つ調べていくのも結構手間がかかる作業です。
そこで、もっとスムーズに準備ができるように、調べてみて分かったことを以下にまとめてみました。
ここまでの説明で重複する内容もあるかもしれませんが、困った時にご参考ください。
運転免許更新Q&A
→場所によって異なる場合もある
当日中に作成できるところもあれば、持参した写真により作成した運転免許証は後日交付となる場合もあります。
(参考例)静岡の場合 運転免許センターで更新手続をした場合のみ即日交付 警察署等で更新手続をした場合は、後日交付(3週間後)
→前日までに予約が必要な場合もある
持ち込み写真を使う場合、事前に予約が必要な場合や曜日の指定があるところもあります。
□前日までに予約が必要 →宮城、埼玉、愛知など
□曜日の指定 鹿児島:持込み写真による免許証の更新は、火曜日と木曜日の午後の受付
カラコンについて
→基本的には禁止。色によってはスルーされる可能性も?
以下、各都道府県のカラコンについての説明です。
富山:度の有無や色にかかわらず使えません。 静岡:カラーコンタクト(サークルレンズを含む)で瞳の色、大きさが変わっているものは使えません。 和歌山:眼の色が著しく違っているものはNG
ほとんど、どこの県でもカラーコンタクトは禁止と説明にありますが、調べてみると、免許センターに聞いてみて「本人が確認できる範囲であれば、問題ない」という回答を頂いた方もいたので絶対ダメというわけでもないみたい。
問い合わせてみてOKを貰えたら、ブラウンなどナチュナルな色のカラコンであればならいけるのかもしれませんね。
んーでも、瞳の色や大きさが違う写真ってどうなんだろう。。
撮影した後に色々も問題も出てきそう。個人的には、素直にカラコンは外すことをおすすめしたいですね。
服装について
→洋服が見えず裸に見えてしまう写真は使えません。
女性の場合、あまり露出の高い服装は避けた方が良さそうです。
→タートルネックでも大丈夫
衣服などにより、顎などの顔の一部が隠れてしまうものはNGですが、そうでなければ大丈夫です。
ただ、タートルネックでもボリュームのあるものは顔が隠れやすいので避けた方がいいかも。
写真を撮る時の服装は白がおすすめ。レフ板効果があり、顔色が明るく見えます。
逆に、おすすめしない色は黒や黄色、青など。
黒や黄色は顔色が沈み、くすんで見えるんだとか。以前、TV番組「初耳学」で紹介された情報ですが、白の服装と比べると確かに顔の印象が違いました。
また、青色の服装は証明写真の不適切な写真の例でも紹介されているのでNGです。
背景と同化してしまい、首だけが浮いているような仕上がりになります。青色の服装は避けておきましょう。
アクセサリー・ファッションについて
→係の人の判断次第?
群馬県では「著しく大きなピアスをしているものはNG」とありました。
「ピアスをしてても何も言われなかった」という声もあったので、ピアス=禁止というわけでもなさそうですが、最終的には、係の人の判断次第ですね。
→撮影できる
ヒゲについては、使えない写真の条件には特に見当たりませんでした。
普段からヒゲがあるような状態なら、剃るように言われる心配はないでしょう。
髪型について
→基準は髪で顔の一部が隠れないこと
□使えない写真の例 徳島県:前髪が目にかかっている、両眉ともに前髪で隠れているもの 宮崎:前髪が目やまゆ毛にかからないもの
顔のパーツが隠れるのは基本ダメです。
「前髪は眉毛が見えるように」「目が隠れないように」と、撮影時に指摘されることもあります。
撮影時の表情について
→口を開けて、微笑んだり笑ったりしている表情の写真は原則認められません。
□使用できない写真の例 福島:笑顔等で個人識別が容易にできないもの 群馬:口を開けて笑っている 佐賀:歯が見えてないもの
笑顔は禁止ですが、だからといって真顔では無愛想な写真になりがちです。
写真を専門とするプロの方いわく、“広角を上げて少し微笑む程度”にすると、明るい表情になって、写真写りも良くなるそうですよ。
ここから、さらにデリケートな悩みも触れていきます。
その他のQ&A
(参考例)岩手:>顔整形の場合、現在の容姿と同じもの
整形の場合も、今現在の本人の顔と一致していれば問題ないようです。
→病気等で頭髪が抜けている場合、本人と確認できる範囲でかつらやウィッグ、帽子などを使用しても差し支えない
何らかの事情がある場合のみ、着用が認められます。
→問題ない場合もある(?)
厳密にはかつらは駄目らしい?のですが、調べてみると、これまでに「脱毛を隠すために普段から使用している場合、特に問題ない」といった回答を頂いた方もいました。
その他では、ファッション目的か、日常的に被っているものなのかでも変わってくる?といった情報も。
公式には「病気等」という条件の説明のみで、それ以外の理由でかつらを被ることについては触れられていません。
「問題なかった」という情報もありましたが、直接問い合わせてきちんと確認することをおすすめします。
まとめ
持ち込み写真を使用する条件は都道府県によって異なる
背景の色は、青、灰色、茶色など
持ち込み写真を使うと手続きの流れが少し変わってくる
持ち込み写真を使う時はまずは先に伝えておこう
かかる時間は通常の場合とあまり変わらなかった
撮影する時の服装はレフ板効果がある白がおすすめ
服装は黒、黄色、青などは避けよう
写真撮影機は「Ki-Re-i」がおすすめ
免許証の背景はピンク色でも更新できる
持ち込み写真を使った場合、手続き方法は若干変わってきますが、違いは写真の確認をする位だったので、意外とスムーズに手続きできました。
準備するのに写真代が別にかかりますが、これから何年も使っていくものですし、写真で失敗して自分の顔を見るたびにテンションが下がる…なんてことを考えたら、安いものかもしれません。
運転免許証の写真撮影は一発勝負ですが、先に撮っておけば、当日失敗する心配もありません。
これまで免許証の写真の出来に納得いかなかった方、失敗しがちな方!
次回の免許更新は、是非持ち込み写真を使ってチャレンジしてみてください。
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