最近は本屋に立ち寄るとお笑い芸人の又吉さんの帯やおすすめの本コーナーなどを目にする機会が増えてきました。
一躍有名になるきっかけとなった「火花」
ただ、まだ読んだことなくて内容が気になる、という方もいるんじゃないでしょうか。
そこで、これから読もうと考えている方向けに、あらすじと登場人物などをまとめてみました。
結末などのネタバレ要素は含まれていませんのでご安心ください。
私も話題になった時に買ってみたんですが、最後まで楽しみながら読むことができました。これから何か読んでみようかと考えている方にもおすすめですよ。
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火花のあらすじ
その日、芸人としてはまだまだ売れていない主人公の徳永は営業先の熱海の花火大会で漫才をしていた。時間も押していることもあって花火の音で自分達の声はかき消されている。
おそらく自分達の声が聞こえるのはほんの数メートル程の距離にいる人達くらいだろう。誰もが花火に夢中で誰も自分達の漫才なんてみていなかった。不満を感じながらも無事出番を終えた。
そんな環境の中、感情の赴くまま客に対して暴言ともとれるような言葉を連呼し続けるひときわ異彩を放った漫才師達がいた。
この日、徳永は神谷(かみや)という男と運命的な出会いを果たすことになる。
その日の夜、二人は飲みに行き、徳永は神谷という男の笑いの価値観に惹かれ弟子入りを志願。そこから二人は親交を深めていく。
ここまでが簡単なあらすじです。
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主な登場人物は以下の通りです。
相関図
主な登場人物は5人。主人公の他、お笑い芸人の先輩後輩など、新たな登場人物(女性)も登場してきます。
【神谷】
徳永の4つ上の先輩。
他事務所ながらも花火大会の日を境に徳永と意気投合し師弟関係に。
自分に正直な性格ゆえ周りと衝突することも多い。不器用な性格。
神谷さんは最終的には正真正銘のあほんだらな行動を起こしますがとにかく真っ直ぐな人間。そこが魅力でもある人物です。
【徳永】
神谷のような常識の枠にとらわれない漫才をしたいと憧れを抱いている。
ある日美容師の練習台にされ銀髪にされトレードマークに。
神谷とは正反対の性格の持ち主だがお笑いに対しては熱い男。
それぞれの相方と話に出てくる女性は画像のイメージの通り。この3人との展開は読んでいく上でだんだんとわかっていますから楽しみにとっておいた方がいいかなと。
また、火花は映画化や、Netflix(ネットフリックス)でドラマ化もされています。
こちらの予告編なども見てもどんな内容なのかイメージできるかなと思います。
続いて、感想について。
一部ですが火花を読んだ人の感想をまとめてみました。
火花を読んだ人の感想
- 独特の世界観に浸らせてもらえた作品
- 不覚にも泣いてしまった
- いじめの無意味さが書いているところは納得させられた。
- 普通によく書けてる小説。純文学として十分に完成度が高い
- 半日足らずで読み終えました。スラスラ読めて面白かった
- 火花は芸人・又吉にしか書けない作品
- 正直舐めてました。すみません。
- 興味本位で読んでみたが正直駄作だった
- 非常によくできてはいるが構成や文章に荒いと感じられる部分もある
- 最近の芥川賞は話題性のある人ばかり入賞させている
賛否両論ありますが、いろんな意味で話題性のある本だということがわかりますね。
私は純粋に最後まで楽しめながら読めました。スラスラ読めるので、これから読書を始めようかなと考えている方にはいいきっかけになる1冊だと思います。
面白い作品なので、まだ読んでない方は是非手にとってみてください。
また、火花は小説だけでなく、ドラマや映画化もされています。興味のある方は是非こちらもあわせてチェックしてみてください。
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